少年陰陽師16、17、番外編、外伝

妙なる絆を掴みとれ、真実を告げる声をきけ、少年陰陽師16、17。結城光流
掴むは旧字なのですが、ポメラの漢字では出ない(>_<)。
珂神編(新章がそういう名前になりました)の2と3。いつの間にか京に居たはずの彰子が出雲に連れて来られている。どうやったの? しかし何度も妖に狙われる子だな〜。いっそ見鬼の才を封じた方がいいんじゃ(^_^;)。そうしたら十二神将が見られなくなるか…。
珂神編に入ってから比古方の名前が覚えられなくてちょっと混乱していました。比古と真鉄が人間でたゆらともゆらが狼、真そほ(漢字がない。赤編に者)が狼兄弟のお母さん狼、なのね。真そほが人間なのかと思って(真鉄と双子っぽい名前だし)最初??ってなってた。


其はなよ竹の姫のごとく、少年陰陽師短編集、14、結城光流。表紙の安部3兄弟が格好いい(*^_^*)。成親兄上の北の方とのなれそめ話がなよ竹〜、その他3兄弟が左大臣の息子を守る「玄の幻妖を討て」、藤原貴族の息子を神のたたりから救う「触らぬ神に祟りあり」(昌親の娘小姫ともっくんの話かも)、その小姫を狙う狒狒から守る「その理由は誰知らず」など。兄弟話がいっぱいでうれしい(^_^)。成親兄上が好きだな〜。アニメの設定では小姫は成親の子供だったような気がするけど、アニメ次兄の出番がないからでしょうか。でも小姫がもっくんに笑いかける演出は駄目だよね。昌浩だけが特別じゃなきゃ意味ないから。小姫は妖に狙われるところを見ると、見鬼の才があるのかな? そして十二神将で今のところ本編にほとんど出てきていない太裳が昌浩と彰子に昔話をしに登場。成親や昌親が小さい頃は晴明邸にずっといた模様。父上の吉昌たちは天后や天一に育てられたと云っていたような気がするので(うろ覚え)兄弟達も女性神将で良かったような気がするけど、なぜ太裳なんでしょうか? いや、喋り方とか丁寧で穏やかなので子供に好かれていたのか
もしれないけど。成親の側には今も時々居るみたい、この二人の関係はかなりいい感じ。好きですね。神将の外見も太裳が一番好みかもしれない…でもアニメの記憶がない…。松風さんも好きな声優なのに。


翼よいま、天へ還れ、少年陰陽師外伝。結城光流。これは番外編ではなく外伝だそうです。PS2の同名のゲームのキャラらしい。天馬の一族も大陸で滅ぼされているんだ、天狐族ももういないし、大陸ではどうやら戦いの最中らしいですね。しかし平安時代の話だから日本は元より大陸にも現代では誰もいなそう。窮奇の双子の兄弟が出てきますが、結局大陸で一番強いのって九尾なような気が…。
外伝だから別次元の話なのか太裳が彰子にまた初対面の挨拶をしている。もっくんは太裳のことを勾陣にひとが良いと言っていましたが、いや〜あの人(神だけど)結構いい性格してるような…。
ゲーム自体とはストーリーが違うらしいけど、PS2なので確かめようもありませんね。少年陰陽師ってジャンプマンガのゲームみたいにキャラ戦わせる形式のだったらできる気がするけど、そんなことをしても意味ないか。守る力だけの神将もいるしなあ。


思いやれども行くかたもなし、少年陰陽師短編集、21番目20巻。結城光流。外伝は数えないって結城先生はあとがきに書いていましたが、どうしようか…。
珂神編の続きが図書館でなかなか来ないので、短編集ならいいかと思って先に借りてしまいました。でも珂神編の後だからいろいろとねたバレ的な話が(^_^;)、まあでも予想の範囲内なので気にしない。
昌浩が敏次と一緒に行成にかけられた呪詛返しをする「百鬼夜行の蠢く場所は」、玄武と盲目の姫の「思いやれども行くかたもなし」、大陸から来た風の神(風伯)巽二郎と太陰の「疾きこと嵐の如く」、風音が出雲の比古神に求婚される「それはこの手の中に」(ちょっとニュアンスが違うか、助勢した見返りに嫁にもらうと宣言される話、の方がいいかも)。の4編。最後の「それはこの手の中に」の六合が好きだ〜。道反の守護妖達にむやみに勝負を持ちかけられて困っている姿も愛しい。頑張れ六合。でも風音が元気になって良かった。


次は珂神編の4と何故か順番を無視して来てしまった(巻数順貸し出しをちゃんと設定してるのに)玉依編の2を読みます〜。どうするんだ1がなくて(^_^;)。