光の導を指し示せ 冥夜の帳を切り開け 羅刹の腕を振りほどけ

光の導を指し示せ、少年陰陽師10、結城光流
天狐編始まりました。昌浩達が出雲から京に戻ってきて、彰子の身代わりに入内した姉妹の章子の身に危険が。新たな敵も出てきます。昌浩の天狐(あまきつね)の血が覚醒しそうになったり、失われた見鬼の才の代わりをする玉が道反の巫女からもらえたり、晴明が倒れたり、彰子の存在が初めて家族以外にばれたり、次兄の昌親や十二神将天后や天空や白虎が喋ったり、いろいろ盛りだくさんでした。朱雀が晴明邸にちゃんといるのももしかしたら初めて? 章子と昌浩も初めて会いましたが、あれは恋しちゃったんじゃないか…やばいですよ昌浩(^_^;)。天然たらし。中宮章子と云えば紫式部とか和泉式部は出て来るのでしょうか。話に全然関係ないですけど(^_^;)。

冥夜の帳を切り開け、少年陰陽師11。羅刹の腕を振りほどけ、少年陰陽師12。天狐編の2と3。
やはり章子は昌浩のことが好きなようです。私は彰子が好きだけど章子にも幸せになって欲しいなあ、この子可哀想なんだもん…。あらすじは前巻からあまり進んでいない印象(^_^;)。晴明の命は高於の神が一応救ってくれたけど期限つきだし、昌浩の天狐の血の問題は悪くなっているし、章子はピンチだし、一番気になるのが勾陣ねえさんがー!! どうなってしまうんですか。早く続きが読みたいです。