仮面の島

建築探偵桜井京介の事件簿7。篠田真由美著。
ネタバレです。
ヴェネチアでの事件と云うことで神代教授がかなり出てきますからそれだけで結構面白かったです。噂の隠し子(違う)アントネッラ嬢も出てきたし(^_^;)。京介の顔を見た人が吃驚、がなかったのでなんとなく寂しいですけど(苦笑)。
冒頭部分を読んだ時は小宮ヒロミがセルマに殺されたんだと思ったんですが、この人はアルヴィゼの愛人の方だったんですね。建築探偵シリーズには裁かれない殺人者が結構出てきますが、セルマは告発するべきだと思うな…でも島に帰って死んだかなあ? 羚子が生きていなかったら彼女の人生にこれ以上意味ない気もする。
蒼の名前は今薬師寺香澄なんですよね? それを本当は美杜杏樹なんですって証明できる方法あるんだろうか??
神代教授は京介を養子にしたらいいと思います(^_^;)。←本人は嫌がるだろうけど。


次は桜闇を読みます。