世界がもし100人の村だったら4

このシリーズも毎回見てます。私は大学にも行っているし家にコンピュータもあるし小銭もあるので当然100人の中の1人なんですよね。いつも世界の子供達の現状を見ると心が痛むけど、今回はガーナのカカオ農園の兄弟を見たらチョコが食べられなくなりそうでした・・・。あの子供達が小学校にも行けず毎日危険な作業をして懸命に採っているカカオがどこをまかり間違って一粒2000円とかになるんだろう・・・。普通のお菓子屋さんだったら1枚100円くらいからの板チョコもありますが、それにしても私達の当たり前のためにこうやって働く子供達(子供に限らないけど)はどれくらいいるんだろうなあ・・・。前の2か3かの時にみた一家全員が死ぬまで奴隷な家族にもショックを受けましたが(一生働いても借金が返せないので)、今回は本当に見ていて辛かったです。どうにかできないのかなあ、でも私がチョコを食べなくたって全然関係ないんですよね、せめて食べたつもりで募金するか・・・。
アルゼンチンの少女の話にはちょっと腹が立つ部分もあります。自分の生活もままならないのに子供を産むと云うのが、その前にそういう行為を行っちゃ駄目だろ! と思うんですが。これは男に言うべきだけど。でもカトリックなんだよね? 堕胎がお金ないとできないって云うのはシリーズの最初にやっていたけど、そういう政府の援助の仕方(中絶は駄目だけど出産は無料っていう)もストリートチルドレンを増やす結果になっているんじゃないのかなあ。命を粗末にしていいって云っているんじゃないですよ、教育が必要だと思うんです。一番腹立つのは相手の男ですけど、彼女達を捨てた親って云うのも何なんだろうなあ。でも彼女に限らずあのスラムには幼児がたくさんいますよね、あの子供たちのうちどのくらいが成人できるのかと思うと、そうやって生まれてきて幸せなのかと考えてしまいます。

悩んでもどうにかできる問題ではないけど、少なくとも知らないよりは知った方が良いはずですよね。この番組引きこもってる若者はみんな見てるかなあ。