まだらの印を削ぎ落とせ 千尋の渦を押し流せ 夕べの花と散り急げ

まだらの印を削ぎ落とせ、少年陰陽師29番目28、颯峰編4、千尋の渦を押し流せ、30番目29巻、颯峰編5、結城光流
颯峰編は先に29巻を読んでしまったので(だって予約が…)結末を知っていました、でも問題ない(^_^;)。28巻の終わりに外法師を調伏したところで一度解決したと思いきや、だったんですよね。でも颯峰編は1読んだ時も思ったけど、対して話が進行しない気がする。もう1巻少なくてコンパクトにまとめた方が面白かったんじゃないかな。
昌浩のそばに紅蓮がいない時には朱雀がよくるのですが(今は晴明が伊勢にいるから神将の半分は伊勢にいるけど)、朱雀はいい人(神)なんだけど昌浩の命よりも天一!な人(神)だからちょっとなあ〜。天一は攻撃型の神将じゃないし、移し身の術でしょっ中危険な状態になるから心配なんだろうけど。同じような感じでも六合と風音の場合、風音が強いから六合はそんなに贔屓がないので気にならない。
嵬が昌浩のそばにいる状態も結構好きだv紅蓮ごめん(^_^;)。
でも昌浩はなんでこんなにいい子なんだろう?徳の高い魂なんですかね。同時進行で冥官シリーズも読んでいるのでなおさらそう思うのかもしれない(^_^;)。
羨ましいのは篁には融がいることですよ。比古が出てきた時に昌浩が言っていたように、昌浩には年の近い同性の友達がいないんですよね。兄達とか神将はいるけど。幼少のみぎりに見鬼の才を封じられたあとは神将達は見えていなかっただろうから、子供の頃は寂しかったんじゃないかと思います。毎日陰陽道の知識の叩き込みをしていたらしいですが、遊ばなかったのかな? 篁と融の父達のように、吉昌は息子に友達がいないことが気にならなかったのかなと。この辺は何か理由があるんだろうか。
比古は出雲だし颯峰は天狗だしな〜。人間の友達が欲しいな(^_^;)。