虚構の殺人者 残照

一昨日書いたのに反映されてない…なんでだ?
ので改めて感想です。


虚構の殺人者、今野敏。ベイエリア分署シリーズの2。今から思うと湾岸にこんな時代あったんだなと。東京都市博が青島都知事に中止されたあたりくらいですよね? その辺は関西在住だったので良く覚えてないですが。
あらすじはベイエリアの新ビルのオープンパーティでテレビ局のプロデューサーが転落死する。だが容疑者には鉄壁のアリバイが。と云う話ですが、読みはじめてこれ読んだっけ?? ってなりました。硝子の殺人者が3なんだけど、似てるんですよね始まり方とか。面白くなくないけど普通でしたね。

残照。ベイエリア分署に戻ってからの新シリーズ1。でも神南署時代の思い出話みたいなのが全然ないですが。
台場で少年グループ同士の抗争があり一人が死亡。逃走した車から運転者に容疑がかかるが、交機隊の速水は彼の容疑を否定する。
これは面白かったですvv ベイエリア分署スープラ隊のヘッド、速水警部補はいつもちょこっと出てきてやたら格好いいんですが、残照は速水が主役。素敵すぎる〜! 黒のスカイラインGT-Rを追い掛けての高速道路&筑波山のカーチェイスは最高でした。助手席で安積さんが死にそうになってるのも(^_^;)。格好良すぎな気もするけど、元々ベイエリア分署の花形は交通機動隊だからいいか。
速水さんと安積さんは同期だけど速水さんが3つ年下ですよね? 感想とかで同い年って書いてる人が結構いるようなんですが。虚構〜では3つ下と書いてあるから、刑事の安積さんは大卒で速水さんは高校出てから1年なんかやってて(もしかしたらレースとか走り屋とか)入庁したのかと勝手に思ってました。ハコ番(交番勤務)を一緒にやったみたいだから同期は確かなんだけど。速水さんの態度がデカイから同い年に見えるのか(^_^;)。
内容はカラーギャング同士の抗争でそんなに凄い謎解きがあるわけでもないですが、速水さんが活躍したから私は面白かった。本庁の相楽さんはいい加減安積さんに対抗心持つのやめたらいいのに(^_^;)。