センティメンタル・ブルー angels

建築探偵桜井京介シリーズ番外編。篠田真由美著。蒼が主人公です。感想はネタバレ。
綺羅の柩を読みかけてたんですが借りられたので順番に読むことにしました。

センティメンタル・ブルーは蒼が11歳から20歳までの短編が4つ。面白かったです。ミステリーと云うより青春小説だけど、蒼にもちゃんと友人がいて楽しく暮らしてるんだな。良かった良かった(^_^)。翳(かげり)って名前はどうかと思いますが…。あんまりいい意味じゃない感じなんだけど。翳がいつかまたピアノを弾く気持ちに戻ってくれたらいいのにな〜。話には全然関係ないですが。

angelsは蒼が通う高校で起きた殺人事件の話。蒼が主人公と云うわけでもなく、特に面白くもなかったです。蒼がいなければミステリーとしてもたいして…ちょっと云いすぎか(^_^;)。まあ高校を舞台にした殺人事件を書きたかったんだなと思う感じです。センティメンタル・ブルーは面白かったんだけどなあ〜。angelsは何が書きたいんだかよく分からないんですよね。青春群像かな。
翳が蒼の過去を知っても変わらず友達であるらしいのは良かったと思いますが。


次は綺羅の柩に戻ります〜。