昔の映画

最近2夜連続のドラマとして放送された話の昔の映画版を見ました。名前で検索が入っても困るのでタイトルは書きませんが、女の子の方が病気で亡くなるラブストーリーです。でもこの話本当はあまり好きじゃなかったんですよね、話自体がどうこうと云うわけじゃなくて、病気や死を扱った話が苦手で。健康な若い人はどんどん見て自分がとても恵まれていて幸せなのだと云うことを実感して大切にして欲しいんですけど〜。私はもういいや、って感じなので・・・。あ、でもドキュメンタリーは良く見ます。

で、映画版ですが吉永さんの主演です。嫌いなのに何故見てしまったのかと云うと昭和39年の風俗が面白いんですよ。面白いと云うか現代ではありえない(苦笑)。彼女が入院している個室に主治医が入ってきて煙草を吸う! 4人部屋に移ってみんなで箒でばたんばたん何かをはたいていると思ったら「ねずみ退治はできた?」と医師が入ってくる! 病室にねずみ・・・ありえない・・・。彼女は他の入院患者さんの身の回りの世話をしているのですが、北館の地下に大部屋(野戦病院みたいな十人はいそうな大きさでした)があり、そこに入院している患者がいる! 地下って普通霊安室か倉庫か、売店や洗濯機置き場があったりする時もありますけど、窓から土しか見えない日の当たらない病室なんてありえないよ〜(@_@)。もしかして3等とかなんだろうか・・・貧乏な人があそこに入れられているのかしら、ととても心配になってしまいました。男の方が大学生で寮に住んでいるのですが、ギターを弾くと何故か常に「禁じられた遊び」! 時代を感じるな・・・。他にも色々あったんだけど、昭和39年の日本はまだまだ貧しかったんだと云う感じがしましたね。でも、この話は実話なんですけど二人が交わした手紙はとても素敵でした。今の若者はあんな手紙は書けないだろうなあ〜。ちなみにドラマは見ていません。