ロックオペラ・モーツァルト

9日のプレビュー公演インディゴバージョン(山本耕史モーツァルト中川晃教サリエリ)と16日のルージュバージョン(中川晃教モーツァルト山本耕史サリエリ)の2回観ました。
まず全体の感想。
シアターオーブは初めてだったのですが、新しいだけあって音響もいいしシートも座りやすいし、見やすいしとても良かったです。難点を挙げるとすると、11階なので帰りのエレベーターの混雑は避けられないことですかね。
モーツァルト、は内容はちょっと薄め?二人の確執とかはあんまり描かれていないです。1部がモーツァルトメイン、2部がサリエリメイン。1部はサリエリがナレーション兼、と云った感じでした。
歌は女性の曲の方がキャッチーで耳に残る。男性の曲は全体的に難しいですね、特にモーツァルトは高音が続くので耕史くんはかなり音域がギリだな、と云う印象。反対にサリエリは低いのであっきーの方がギリに(^−^;)。
二人の印象は耕史くんのモーツァルトは品行方正で育ちのいい坊ちゃん、あっきーは天真爛漫な天才少年、サリエリは耕史くんがうらのありそうな落ち着いた大人、あっきーは悪い人(そんな雰囲気)と云った感じでした。インディゴバージョンだと、モーツァルトが良い子過ぎてサリエリが一方的に悪者な感じなので、ルージュの方がバランス取れてたかな?どっちもよかったですけど。
女性陣はみんな歌がうまくて、特に姉ナンネル役の菊池美香さんがよかった。秋元才加さんも心配していたよりずっと良かったですね。アロイジアも歌姫もよかった。衣装がすごく豪華で綺麗でした。
高橋ジョージさんは歌はいいけど演技力はいまひとつかな・・・。
1回目のあとは、曲が頭に残らないミュージカルだな、と思ったんですが、2回見るとさすがに覚えますね。

ライブCD買おうかなーどうしようかな。