黄泉に誘う風を追え 焔の刃を研ぎ澄ませ 眠れぬ夜の報復

黄泉に誘う風を追え、少年陰陽師6、結城光流
風音編の前編?です。アニメで見たのは何年前か相当昔だと思うのですが、残念ながら当時アナログのtvkだとめちゃめちゃゴースト出まくりで画像が悪かったので、撮ったきり見返していません。でも六合の声って高橋広樹さんだったよね、と思って調べたら合っていました(^_^)。うれしい。と、言うかほとんどの人を覚えているんだけど(声オタだから…)六合は極端に無口なので台詞があんまりないのですね。
小説は面白かったです。いや〜やっぱり六合はカッコいいな。あと勾陣が結構好きです。その他は若清明と昌浩&彰子、敏次あたりが好き。見事なまでに黒髪(六合は鳶色だけど)なのは偶然だと…。

焔の刃を研ぎ澄ませ、少年陰陽師7、結城光流。風音編後編。
アニメはここまでだっけ?もうちょっと後日談みたいなのもあったかな、なんせ昔なので記憶が曖昧です。面白かったです。続きが気になる〜。口だけ青龍が可哀想なんだよね(^_^;)、気持ちはあるけど実力が足りない。紅蓮は元より勾陣ねえさんより弱い…。頑張れよw
この若菜さんとの川のシーンアニメで号泣したような記憶がありますが、本を読んでいても泣ける。昌浩が大丈夫だったことを知っていても。まあ、あんまり大丈夫ではないんだけど。


眠れぬ夜の報復、岡嶋二人。プロボウラー草柳が大阪のボウリング場で自分の家から盗まれたはずのボールを発見したことから、16年前の強盗殺人事件の真相が明らかになる、と云う話。眠れぬ夜の殺人でも活躍した菱刈率いる捜査0課が活躍する話です。岡嶋さんが同じ人達を書くのは珍しいな。捜査0課はちょっと反則な捜査方法なので正規の警察官ではない感じだけど、その辺の事情はわからないんですよね。読み始めてすぐなぜ草柳がプロボウラーなのかと云う疑問が沸いたので(ミステリの主役として変な職業だなと)、ボールが重要なんだろうと考えて読んでいたら案の定でした(^_^;)。話は面白かったですが、結論はどうなんだろう? 16年前の草柳の家族が強盗に襲われた事件は、この小説が書かれた当時は殺人15年の時効があったのでどうにもならないんですよね。だから昔の犯罪を裁けないのがもどかしいところ。←だから16年経ってからの話なんだろうけど。でも草柳と矢口隆代は将来幸せになってくれるといいな〜と。この本が岡嶋二人の実質上最後の合作と云うことですが、残すところ2作となりました。