殺人者志願 烈日 コンピュータの熱い罠

殺人者志願、岡嶋二人。借金の返済ができず殺人を請け負い報酬を受け取ろうとする夫婦の話。でも結局できないのですが、これ面白かったです。岡嶋さんの中でもかなり良かった。途中本当にドキドキしました。結末もいい感じ。しかしこの二人、こんな頭も切れて行動力もあるんだから、借金生活にならない方法もあったと思いますが(^_^;)。そしたら話にならないな〜。作中ラミーが出てきますが、やりたい。大好きラミー。もう一つ、電話喫茶なるものが登場しましたが、そう云えば昔テレクラとかの電話待ちをする喫茶店てあったなあ。


烈日、東京湾臨海署安積班、今野敏。短編が8つ。ドラマのオリジナルレギュラーの女性刑事水野真帆が登場しました。かなり心配だったんですが、今野さんの書き方だと特になんともなかったな(^_^;)。東報新聞社の山口記者の方が嫌かも・・・。いつも通り面白かったです。速水さんの活躍する話がもっと読みたいです!


コンピュータの熱い罠、岡嶋二人。結婚相談所のデータを扱うコンピュータ技師の絵里子がおかしなデータを発見したことから犯罪が発覚する。と云う話。書かれたのが1986年なのでコンピュータってこんな感じだったのかなと・・・。今ではモデムがないものなんかないですが、当時は電話回線につなぐのに音響カプラーなる部品が必要だったらしい(^_^;)。なんでしょうかそれ。
謎もだけどコンピュータの歴史を辿る話としても面白いです。たった25年でこんな時代が来てしまうとは、驚きですね〜。