昭和ウィンドシンフォニー感想

「彼方の祝祭」トライアングルの静かな重奏から始まる穏やかな曲でとても素敵でした。吹奏楽でもこんなに静かな曲ができるんだな。作曲者の後藤さんが会場に来てました。

「キャッツ・テイルズ」はカタロニア、キャットウォーク、スキャット!、キャットナップ、トッカータの組曲。それぞれ猫に関連した題名なのですがカタロニアとトッカータは何で? と思ったら、CATaloniaとtocCATaなんだそうで(^_^;)なるほど。
カタロニアはスペイン風から始まってマンボになるとても格好いい曲でした。こういうのが好きだな。

「カテドラル」は始まってすぐやり直しがありましたが、初めて聴くから何が変だったのかわからず。まあでもやり直した方ははまっていた気はしました。

「フリーバーズ」は2本のクラリネットソロのある曲ですが、凄まじい超絶技巧でよく吹けるな〜と感心。始まりがカモメか海猫が鳴き交しているように感じました。途中も何回も出てくるフレーズでしたが、海と海鳥の群れみたいに私は思った。とにかく凄かったから次の曲の印象が薄い(^_^;)。

吹奏楽のための交響曲第1番」あぁ なんと落ちぶれた時代 あぁ なんと自堕落な風習よ、暗黒のスケルツォ、アンダンティーノ・パストラーレ、葬送行進曲と踊り、の組曲。聴きやすい曲だったけどフリーバーズが耳に残っていてあまり集中できませんでした。最後の葬送行進曲と踊りは踊り部分がやけに明るくて変わった曲でしたね。

アンコールの2曲はもうちょっとわかりやすい乗りやすい曲が良かったかなあ?
アンダーソンのマローの道化者はいいとしてもEvilerElvesはこれで終わり? って云う雰囲気だったような。

全体的には良かったです。また7月は管弦楽定期演奏会に行きます〜。